鎮魂歌(レクイエム)2011

今年も残すところあと数時間となったしまったがいかがお過ごしでしょうか。

振り返れば、今年も多くの人々がその人生に幕を下ろした。
天寿を全うし、役目を終えて往かれた人、若くして非業の死を遂げた人、成功した人、届かなかった人、この1年間の間に天に召されていった方々の中から(すべてとはいかないが)、列挙してお悔やみを申し上げたいと思います。(敬称略)



山下敬二郎(1月5日 享年72)
「ロカビリー3人男」のひとり。

高見沢宏(元ダークダックス 1月7日 享年77)
パクさん。小学生の頃、ダーク・ダックスが学校に歌いに来てくれたことがあった。

横澤彪(元フジテレビプロデューサー、元吉本興業常務・専務 1月8日 享年74)
「ひょうきん族」の産みの親。今となっては目も当てられないフジテレビをかつて大躍進させた功労者。

細川俊之(1月14日 享年71)
世間的にはキザっちい二の線のイメージが強い人なのかもしれないが、オレが好きだったのは『女囚さそり 701号怨み節』の児玉警部役のような悪役や、『ラヂオの時間』の浜村錠みたいなコミカルな演技にとても味わいの出る人だったと思っている。好きな役者さんのひとりだった。

喜味こいし(1月23日 享年84)
いとし師匠の死から8年ちょっとで後を追って往かれた。

ジョン・バリー(イギリスの作曲家 1月30日 享年78)
大好きな007シリーズの象徴である、あのオープニング・シークエンスのバックで流れる「ジェームズ・ボンドのテーマ」をはじめ、シリーズの多くの楽曲に関わったほか、映画音楽を多数手がけた人。

b0002910_1211829.jpgゲイリー・ムーア(2月6日 享年59)
ブルースに転向して以降は縁遠くなってしまったが、まだオレが青臭いロック小僧だった頃、彼の Corridors Of Power (1982) が大ヒット。周りでギター弾くヤツはみんな必死にコピーに挑み、できずに落ち込んでるヤツも結構いた。
Corridors~ ももちろん大好きで今でも時々聴いているけれど、オレは、彼のソロ作品ならポップでケルト風味溢れる Wild Frontier (1987) がいちばん好きだった。このアルバムでは、コージー・パウエルが1979年にリリースしたアルバム Over The Top の中でデイヴ・クレムソンが渋く弾いていた The Loner を、クレムソンとは全く違うスケールのデカイ音で泣きまりで弾いていた。「ギター・クレイジー」なんだそうだ。たしかにそんな感じだった。

坂上二郎(3月10日 享年77)
ジローさんも往ってしまったんだ・・・。実はコンビとしての55号の全盛期って、オレが物心ついてテレビ観て笑うようになる頃にはもう終盤で、「コント55号のなんでそうなるの?」がぎりぎりリアルタイムで記憶にあるぐらい。本格的に観るようになったのは、欽ちゃんが「欽ドン」、ジローさんが「カックラキン」始めたころだった。だからオレにとってのジローさんは「カックラキン」でマチャアキ、野口五郎、研ナオコと絶妙な絡みを見せるすっトボケたおっさんというのがリアルなスタートだった。歌も上手かったなあ・・・。「デーゲーム」は愛聴してます。

b0002910_129989.jpgエリザベス・テイラー( 3月23日 享年79)
リズも死んじゃった。若い頃のスチル写真とか見ると、現在でも十分に通用する美女だと思える。

シドニー・ルメット(映画監督 4月9日 享年86)
ルメットの監督作品では「狼たちの午後」好きで今でもちょくちょく観ています。「十二人の怒れる男」もしっかり観たっけな。

田中好子(4月21日 享年55)
スーちゃん。まだ若かったなあ・・・。キャンディーズは一時期復帰した以外ほぼ芸能界を引退したミキちゃん以外の2人は、アイドルを止めてからも女優として大成功を収めた。特にスーちゃんはいい感じの熟年女優になりつつあったのに残念だった。

サティヤ・サイ・ババ(4月24日 享年85)
日本では謎の霊能者の側面が必要以上に強調されて報道された感があるが、本国では死去にあたってマザー・テレサ以来の国葬で弔われたほどの要人であったそうな。

ウサマ・ビンラディン(5月1日 享年54)
ついに殺られちゃいました、アメリカに。

セベ・バレステロス(5月7日 享年54)
マスターズ2勝、全英オープン3勝を含め全世界で91勝を挙げた名プレーヤー。

コーネル・デュプリー(ギタリスト 元スタッフ 5月8日 享年69)

上原美優(5月12日 享年24)

児玉清(5月16日 享年78)
児玉さんも亡くなってしまいました。アタック25の司会は36年間も続いたとのことで、日本のクイズ番組の司会では史上最長記録なのだそうだ。
オレが物心ついて以降、俳優としてはテレビドラマを活動の場にされていたので、TBSの「ありがとう」(子供の頃、あの枠は毎週観てた)がオレの出会いだろうか。

b0002910_11531125.jpgランディ・サベージ(5月20日 享年59)
マッチョ・キング。プロレスもすっかり観なくなってしまったが、この人はアメリカン・プロレスにとって重要な登場人物だったね。
80年代から90年代にかけてWWF(現WWE)でハルク・ホーガンらとともにトップを張り、1994年にはWCWに移籍。1995年、1996年の2度に渡りWCW世界ヘビー級王座を獲得、リック・フレアーとホーガンに次いで、WWFとWCWの両世界王座を獲得したレスラーの1人となった。日本に来た時の天龍との試合はナマで観ましたよ。

長門裕之(5月21日 享年77)
晩年の、妻南田洋子さんを介護する姿は、明日の自分たちの鏡か。

平田隆夫(平田隆夫とセルスターズのリーダー 6月12日 享年72)
「悪魔がにくい」はオレのカラオケのレパートリーだったりする。以外と渋いところではゴールデンカップスの「本牧ブルース」もレコーディングしている。これがまたいいアレンジだったりする。

b0002910_13215763.jpgピーター・フォーク(6月24日 享年82)
「刑事コロンボ」。子供の頃には正直イマイチその面白さが理解できなかったが、大人になってからあらためて観るといいドラマだったねえ。視聴者には最初に犯人が明らかになっていて、ヨレヨレのレインコート(役作りのためにフォークの私物を流用したそう)を羽織った冴えない中年刑事が凄んだりすることなく犯人を追いつめて行く心理戦が見ものだった。コロンボがあまりにも当たり役でそれに絡めて語られることがほとんどだが、「ブリンクス」(The Brink's Job 1978)、「カリフォルニア・ドールズ」(The California Dolls 1981)なんかもよかった。

宮尾すすむ(7月12日 享年77)
「ハイッ!」なんか子供の頃、この人がブームになってたような記憶がある。「スターどっきり(秘)報告」はよく観てました(最近はもうこの手の企画にも辟易してきたが、当時は面白がってよく観てたね)。

原田芳雄(7月19日 享年71)
故松田優作がこの人に憧れてたというのも頷ける。

トミー青山(女子プロレスラー 7月19日 享年53)
ルーシー加山と組んだ「クイーン・エンジェルス」として活躍。ビューティ・ペアよりちょっとだけ後の世代。

伊良部秀輝(7月27日 享年42)
まだ若かった。才能はあったのに、才能よりもゴタゴタの方が印象に残ってしまった。日米通算106勝104敗27セーブ(NPB72勝69敗11セーブ、MLB34勝35敗16セーブ)。

松田直樹(8月4日 享年34)
この人も若すぎた。

前田武彦(8月5日 享年82)
テレビ草創期の大功労者。テレビのバラエティ番組が本当に視聴者を楽しませていた頃の人だった。

ジョー山中(8月7日 享年65)
フラワー・トラベリン・バンドが再始動した時のドキュメンタリー(密着)番組観たの、ついこの間だったような気がするが、もう3年ぐらい前になるのか。早いな。

日吉ミミ(8月10日 享年64)

正力亨(元巨人軍オーナー 8月15日 享年93)
今では巨人=ナベツネだが、かつてはこの人がオーナーだった。

二葉あき子(8月16日 享年96)

竹脇無我(8月21日 享年67)

久万俊二郎(阪神タイガース元オーナー 9月9日 享年90)

杉浦直樹(9月21日 享年80)
なんといっても「岸辺のアルバム」。最後まで奇をてらった線には流されない人だった。三上博と共演した「華やかな誤算」をみなさん覚えていますか?

山内賢(9月24日 享年68)

ワンガリ・マータイ(ケニアの政治家、環境保護活動家 9月25日 享年71)
日本語の「もったいない(モッタイナイ)」を広めてくださった人。

バート・ヤンシュ(フォーク・シンガー、ギタリスト 10月5日 享年68)

スティーブ・ジョブズ(10月5日 享年56)

b0002910_1425873.jpg柳ジョージ(10月12日 享年63)
「雨に泣いている」はオレが小学校の時だったんだ。ずいぶん昔だったんだな。オレ的には「さらばミシシッピ」がフェヴァリット。
パワーハウスからザ・ゴールデン・カップスの後期メンバー(ベーシスト)を経て、ソロへ。
ブルース・シンガーとして語られる人だが、あのダミ声で化粧品のCMソングなども歌っていた(「微笑の法則 SMILE ON ME」)。
ギターもメチャクチャ上手かった。クラプトン・スタイルの黒いストラトがトレードマークで、実際「和製クラプトン」と呼ぶメディアもあった。昔、テレビの音楽番組でゴールド・トップのレスポールを弾いているのを観たことがあるのだが、これが実にカッコよくて印象に残ってる。

ムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ大佐 10月20日 享年69)
ついに殺られちゃいました、アメリカに。

北杜夫(10月24日 享年84)
「どくとるマンボウ」シリーズは全巻読破しましたが、「楡家の人びと」はまだ読み終わっていません。すみません。

ジョー・フレージャー(プロボクサー、元世界ヘビー級王者 11月7日 享年67)

隆の里俊英(第59代横綱、鳴戸親方 11月7日 享年59)

リッキー・ホイ(香港の映画俳優 11月8日 享年65)

キラー・カール・コックス(11月10日 享年80)
「殺人鬼」の異名で呼ばれたプロレスラー。ブレーンバスターの創始者。1965年にフリッツ・フォン・エリックと組んでテキサス版NWA世界タッグ王座を奪取。


成田豊(電通会長 11月20日 享年82)

立川談志(11月21日 享年75)

バイソン・スミス(プロレスラー 11月22日 享年38)

ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ(11月22日 享年69)

西本幸雄(11月25日 享年91)
悲運の闘将。1979年、ヤクルトから獲得したチャーリー・マニエルの活躍もあり、バファローズを球団創設以来のリーグ優勝に導いた(パ・リーグが2シーズン制を採っていた1975年後期の優勝を除く)。しかし、広島との対戦となった日本シリーズ第7戦、1点を追う9回裏1死満塁で打者石渡にスクイズのサインを送るも、これを江夏に見破られて三塁走者藤瀬が挟殺に倒れ、その後石渡も三振に終わり日本一を逃した。世に言う「江夏の21球」。もうあの近鉄バファローズはないんだな。

ケン・ラッセル(映画監督 11月27日 享年84)
ザ・フーのロック・オペラ「トミー」を映像化した人。

市川森一(脚本家 12月10日 享年70)

金正日(12月17日 享年69)
奇しくもカダフィと同じ69歳で、同じ年に世を去った瀬戸際外交の名手。「将軍様(장군님:チャングンニム)」
我が国にとって、歴史上最も意識させられることの多かった政治家のひとり。
死去に際し、北朝鮮の市民が泣き崩れる様子がテレビで繰り返し放映されたが、その仕込み感の半端なさは異常だった。特に将軍様に褒めてもらったという劇団の団長、副団長。
劇団だけあってまさに「台詞」だった。
この後の朝鮮半島がどうなってゆくのかについては、あまりにも情報過多で消化しきれない。

森田芳光(12月20日 享年61)
色々いい作品を撮ったひとだったが、オレはやっぱり「家族ゲーム」かな。
お葬式で北川景子が泣き崩れてたのが印象的だった。

b0002910_15144160.jpg上田馬之助(12月21日 享年71)
日本プロレス史上に残る名悪役。オレにとってのプロレスとは、すなわち猪木vsシン&上田の抗争ですよ。
国際、新日本、全日本を往き来してヒールとして大活躍したが、新日本とUWFとの抗争時には、5対5イリミネーション・マッチに新日正規軍の客分として参加、前田日明と場外心中するというファインプレーも演じた。この時の上田の打たれ強さにはビビッたな。前田のミドルキック連発、側頭部へのハイキックも平然と受けて見せた。やっぱり大相撲上がりの昔のレスラーは強かったんだな。
ヒールだけどご本人はとても真面目で律義な人だったと聞く。そうでなければヒールを演じ続けることなんてできないのかもしれない。
深夜に出待ちしてた中学生を叱って家まで送り届けてやったエピソードとか有名ですね。
1996年3月の事故で下半身不随になってからも15年間、夫唱婦随で上田を支え続けた奥様にも頭が下がるね。

杉原輝雄(12月28日 享年74)

内藤陳(ハードボイルド小説家 12月28日 享年71)
もうトリオ・ザ・パンチを覚えてる人も少ないだろうな。

まだほかにも沢山いらっしゃいますが、この辺で合掌。
ご冥福をお祈りいたします。

参照:訃報ドットコム
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by FHIROSE2 | 2011-12-31 16:30 | 政治・社会


1960年代半ばよりちょっと後の生まれ。40ウン年間に溜めこんだ「なにか」を吐きだす場。


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