ひろぽん 80s 番外編 "Feel The Beat"

「好きなドラマーベスト20」の記事を書いた後、なんとなく書き足りないような気がしたのと、「ひろぽん80s」がちょっと間が開いてしまったので、箸休めと言いますか、つなぎとしてこんな記事はいかがでしょう。
80年代のPV時代、洋楽のPVを色々と楽しむ傍らでは結構日本のビート系のロックがノシて来てまして、まあ今思い返せばPV時代に消費されて忘れ去られちゃった曲とかもいっぱいある訳ですけれども、今聴いてもいいなあと思える曲もそれなりにありました。
歌はもちろんですが、ドラマーだった自分としてはやっぱりカッコいいドラムのビートが聴ける曲はよく聴きましたね。
そんな80年代の日本のビート・ロックの中から、特にドラムのビートを味わっていただきたい名曲をいくつかお揃えしてみました。
題して「ひろぽん80s番外編 "Feel The Beat"」。
ご賞味ください。




"激しい雨が" (from album "HANDS UP" 1983) - THE MODS(Ds. 梶浦雅裕)
オレとザ・モッズとの出会いは、当時ごひいきにしていた音楽番組、TVKの「FIGHTING 80's」で "No Reaction" を歌ってたのを観たのが最初。
この曲は日立マクセルのCMソングにもなりヒット。


"I'm Flash" (from album "ROKKET SIZE" 1984) - THE ROKKETS(Ds. 川嶋一秀)
シーナのお休み中にロケッツの3人で制作したアルバム "ROKKET SIZE" から。
"Jumpin' Jack Flash" への深い深い愛情に満ち溢れたオマージュ。


"Don't Stop Passengers" (from album "光の子" 1986) - PINK(Ds. 矢壁アツノブ)
ホッピー神山 (Key.) 率いるPINK。矢壁アツノブが叩きだす、突進する装甲車のごとき重厚かつスピーディなビート。
この年の11月には傑作バラード "Keep Your View" が日立マクセルのCMソングに使用された。


"Run Cindy Run"(1986) - The Willard(Ds. KYOYA)
有頂天、ラフィン・ノーズと並び称されたインディーズの雄ウィラード。
パンキッシュな曲調ながら、ビッグ・カントリーを想起させる特徴的なギター・サウンド。


"Wild Hearts - 冒険者たち" (from album "Cafe Bohemia" 1986)
- 佐野元春 with Heartland(Ds. 古田たかし)

ブリティッシュ・ポップを存分に吸収した佐野元春 with Heartland の傑作。
やっぱり古田さんは巧いですね。シンプルなエイトビートでもこれだけの存在感。
ハネる古田さんを満喫したい方は、原田真二 & クライシス83年の傑作 "Make You Feel Good" などいかが?


"Like a Moon" (from album "VOICE BEAT" 1987) - Rogue(Ds. 深沢靖明)
80年代のバンドの中でも特に好きだったローグ。ボーカルの奥野敦士さんは、ローグ解散後の2008年9月、アルバイトの解体現場で屋根から落下して脊髄を損傷、半身不随となり今も車椅子生活を送っていらっしゃる。
"VOICE BEAT" の音作りは、ひとつひとつの楽器がクッキリとツブ立ちよく、出来ますればこの曲もCD、iTunesからちゃんと聴いていただきたく。


"Marionette" (from album "PSYCHOPATH" 1987) - BOØWY(Ds. 高橋まこと)
あとから気づいたが、ベスト20を選ぶときに、高橋まこと氏をスコーンと忘れてしまっていた。うう・・・。
まあ正直、あの頃BOØWYのファンと明言するのも憚られるような気がしてあまり人には言わなかったが・・・。やっぱ理屈抜きでカコイイ・・・。


"目を閉じておいでよ" (from album "√5" 1989) - BARBEE BOYS(Ds. 小沼俊明)
杏子の眉毛ふとっ!今80年代の映像見ると、当時なんで皆してあんな顔してたのか、理解に苦しみますね。
バービーの背骨はベースのエンリケとドラムスのコイソ(小沼)。


"服部" (from album "服部" 1989) - UNICORN(Ds. 川西幸一)
この人たちも80'sの象徴。奥田さんもすっかり重鎮になられて。


"Wild Heart" (from album "TOUGH BANANA" 1989) - TOUGH BANANA(Ds. 小田原豊)
織田哲郎 (Vo. G.)、江川ほーじん (B. 元爆風スランプ)、小田原豊 (Ds. レベッカ) 、小島良喜 (Key. 元KUWATA BAND) というにわかには信じられない凄いメンツで結成されたタフ・バナナ。スーパーグループだ。オレの物差しではエイジアに匹敵するww
ほとんどの作詞を現・新党改革代表の舛添要一氏が提供というのも信じられん。


"You Gotta Be Careful" (from album "Save The Rhino" 1990)
- RHINOCEROS(Ds. 堀尾哲二)

江川ほーじん (b)、元44マグナムの梅原達也 (Vo)、元ノヴェラ、ACTION!の山根"MOCK"基嗣 (b)、元TOPSの堀尾、って、これまたものスゴイ超スーパーグループだったんですけど~、大した成功は収められず静かに消滅したライノスラス。
でもこの曲初めて聴いた時は(メンバー4人すべてが、それぞれの前のバンドのイメージとまったく違うサウンドにチャレンジしたという意味で)結構期待したんだけどな~・・・。

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by FHIROSE2 | 2013-01-12 01:44 | Music Man's music | Trackback | Comments(10)
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Commented by tettin at 2013-01-12 14:12 x
80年代といえば、どちらかというと日本のバンドを聴くことが多かったような気がします。モッズは福岡で精力的に活動していましたし、サンハウスは既に神格化してましたね。梶原、川嶋の無駄のないタイトなビートは博多の誇りです(^^)。
しかし鮎川さんほどレスポールの似合うギタリストもなかなかいませんな。
Commented by rollingwest at 2013-01-12 17:49
全く知らん名前ばかりです~。
Commented by FHIROSE2 at 2013-01-12 22:21
>tettinさま
70年代~80年代に一世を風靡した「めんたいビート」のバンドには、ほんとにギラギラした眼の魅力的な連中が多かったです。
なんでしょう、梶原氏、川嶋氏をはじめ、ホントに土地柄があれだけ凄い人たちを作れるのかっつーぐらい優秀なビートメーカーが多かったような気がします。
鮎川氏と言えば、登場した時から今に至るまでコッテコテの筑後弁とまるでヤンチャ坊主みたいなしゃべり方、そして黒のレスポールですね!
Commented by FHIROSE2 at 2013-01-12 22:23
>rollingwestさま
おそらく先輩のご趣味からするとそうだと思います。
一部を除いてかなりマイナーというか、知る人ぞみたいな曲を集めてみました。
ミュートマ・ジャパンって番組、ご記憶にありますか?あの辺りです。
Commented by ezee at 2013-01-13 00:37 x
BOØWY、にバービー! ナイス・ビートに溢れかえってますね~
売れ線だったけど音楽的にも素晴らしかった。
冒険者たちが入った元春さんのアルバムも好きでした。
この時代のドラマーとしては池畑潤二が超フェイバリットです!
Commented by bono2yassan at 2013-01-13 09:12
おほ!!こりゃまた正しい80年代日の丸岩石ですな!!!
思えばTVK様様であります。
タフバナナの脅威の手数アタック!小田原君と江川”チョッパ”ほーじん君のタッグはもっと聴きたかったですね!
こうして聴きなおすとヤパシベースとドラムは夫婦ですわ。
Commented by FHIROSE2 at 2013-01-13 11:20
>ezeeさま
この頃のJ-Popのバンドって結構個性的でいいセン狙ってる人たちがいっぱいいましたね。古くからの洋楽命!な音楽ファンの中にはこの辺に冷淡な人もいましたが。
元春さんはデビューから一貫して、本当にポップ・ミュージックというものに対して真摯な姿勢に頭が下がりますです。
池畑氏はねえ、いちど自分のバンドの練習の時に、同じスタジオに来ていたナマ本人に出くわしたことがあります。
異様な存在感でしたよ。
Commented by FHIROSE2 at 2013-01-13 11:27
>海治郎さま
そうですよね、我ら世代の音楽アンテナにTVKは実に貢献してくれましたですね。
レベッカや爆風スランプのような歌曲優先のグループでバックを務めていた人たちが、隠し持ったイチモツ、じゃないナイフを思いっ切り抜いたのがタフバナナって感じで。
プロって凄いな、と素直に驚愕したもんです。
Commented by nowhere1967 at 2013-01-13 22:44
この頃の元春さんはいいですね~。
古田さんは後にユニコーンに参加したり、
小田原さんが元春さんのバンドに入ったりしましたね。
Commented by FHIROSE2 at 2013-01-14 00:21
>nowhereさま
カフェ・ボヘミアについては元春さんも「『ハートランド』(というバンドの)傑作」と言っていますね。
ホントに元春さんのポップセンスとバンドの力量がすごく高い地点で融合していると思います。
古田さんは、一般音楽リスナーにはあまり個人名が届くタイプの人じゃないのかも知れませんが、楽器触る立場の人間からするとホント凄い人です。
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