Cover Song Special 04 "Lies"

tettin兄ィと海治郎師匠にお褒めいただいたので(笑、ますます調子づいて続けます。
つーかこれのネタ探しが最近の楽しみにすらなってしまっている私。
寒さのあまり週末も引き籠りを決め込んでおりますので、ネタもどんどん溜まって参りますですよー。
黒人さんのソウルフル系が続いたので、本日の曲は打って変って白人ロックンロール、1966年に全米20位まで上がった、ザ・ニッカボッカーズの最大のヒット”Lies”です。

The Knickerbockers (1965)
オリジナル。
いわゆる "One Hit Wonder" 的な片づけ方をされがちなグループだが、米英仏でこれだけ取り上げられたのを知るに、楽曲自体はかなり愛されたものと思われる。
アレンジ自体は単調の極みで、イントロもブレイクも抑揚すらもなく淡々と同じリズムを刻んでいくが、メロディとコーラスワークはやけにイイ。





Ronnie Bird (1966 titled "Cheese")
1946年生まれのフランス人シンガー。1966年にPhilipsからリリースした4曲入りコンパクト盤の中の1曲として取り上げた(タイトルは"Cheese"に変えられている)。
オリジナルに比べぐっとスピーディ、リードギターもかなりガレージ色が濃ゆい。


Lulu (1967 From album "From Lulu ... With Love")
スコットランドの元気印ルル。
ザ・ラヴァーズを従えた "Shout" のようなロックンロールから、映画『いつも心に太陽を』(1967)の同名主題歌(原題 "To Sir With Love")のような暖かみのある歌まで、なにを歌わせても上手い人だが、彼女の魅力がより映えるのはやはりこういうエネルギーに溢れるナンバー。
ホーンを導入した華やかなアレンジも効果大。


Styx (1974 From album "Man of Miracles")
今回のめっけもの。
オリジナルとルルのバージョンはかなり以前からお気に入りであったが、スティクスが取り上げていたなんてことはこの企画を始めるまで不覚にも知らなかった。
1974年にWooden Nickelレーベルから発売された4枚目のアルバム "Man of Miracles" の第2版で "Best Thing" に代えて収録されたそうです。
まだプログレ・バンドのフィールドで活動していた当時の彼らが、このようなダンスR&Rを原曲に忠実にカバーしているところが興味深い。


Linda Ronstadt (1982 From album "Get Closer")
愛するリンダの登場。
今はもう、すっかりふくよかなオバチャンにおなりあそばされているが、可愛いかったなー、この頃のリンダは・・・(この人とスキャンダルのパティ・スマイスはオレの理想の女)。
キャピトル時代のカントリー娘っぽさをやや残しつつ、1978年の"Living in the USA"以降よりポップな路線を突き進んできたリンダの赤い水玉ワンピース(!)が映える。
ハイトーンのイメージはあまりない彼女だが、サビの「♪ラーアアアイズ」は小細工なしの表声です。


Ben Steele & his bare hands (1983)
なんだかよく分からないシロモノだが、せっかく見つけたので載せます。
よくあるテクノ・カバーですが、悪くはないです。


The Delmonas (1985 From album "Dangerous Charms")
80年代のUKインディーズで活躍していたガールズポップ・グループ、デルモナス。
かなりパンキッシュなアレンジ。向うの青春路線ものでしょうかね。


ということで、一発屋の置き土産が錚々たるメンツにいじってもらえてよかったねの巻。
by FHIROSE2 | 2012-02-29 01:12 | Music Man's music | Comments(4)
Commented by tettin at 2012-03-01 20:39 x
いやぁ、このバンドは初耳です。
ルックスはさておき、ヴォーカルがジョンっぽいつーか、かなりビートルズに便乗してるような・・・(笑)
しかし、音には思わずカヴァーしたくなるようなカッコよさがありますな。

これはエエもん聴かせて頂きました。
Commented by FHIROSE2 at 2012-03-01 22:14
tettinさま
そうですか、お初でしたか、それはそれは、ご紹介できてよかった(^^)
英語版Wikipediaにも
”best remembered for their 1965 Beatles sound alike hit single, "Lies."” とシッカリ書いてありますねw
まあ、当時の最も手堅い手法だったのでしょう。
Commented by bono2yassan at 2012-03-03 23:51
アメリカ版温故知新のリンダ姉さんの"Get Closer"は当時買いましたね~~.
Lies にこんな歴史があるとは・・・Rockは奥が深いですな~~。
で、塾長に習って Cover Song Special Out Sideなるシリーズをしたいのですが如何でせうか?
Commented by FHIROSE2 at 2012-03-04 00:29
>bono2yassanさま
リンダ姉さんには今後もコンスタントにご登場願う予定です(予告)。
好きなのもありますが、基本的にカバーの人ですので、目を付けるところには必ずと言っていいほど絡んでいらっしゃる(笑
実はリンダから逆算して曲選んでんじゃねえか、つー感じもチラホラ・・・。
>Cover Song Special Out Side
おお!ぜひお願いしたい!ネタかぶり上等ってことで(笑
期待しております!
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1960年代半ばよりちょっと後の生まれ。50ウン年間に溜めこんだ「なにか」を吐きだす場。


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