Cover Song Special 09 "Homework"

ポップスが続いたのでここらでブルースをひとつ。
今日の題材はオーティス・ラッシュが1962年にリリースした名曲"Homework"です。
作者はラッシュ、デイヴ・クラーク(デイヴ・クラーク・ファイヴのリーダーとは別人のようです)、アル・パーキンスの3人。
こちらも色々な演者に採り上げられた曲ですが、あまり畑違いの人が手を出した形跡はありませんな。やはりブルースメンのための曲だということか。
では早速行ってみよー!

Otis Rush (Single released in 1962)
オリジナル。
ブルージーなギター・サウンド山盛りを期待したくなるが、この曲のベースは鋭いホーンと絡みつくオルガンのサウンド。
でもBメロ前のごく短いギター・フレーズだけでもその巧さは伝わってきますね。




Otis Rush (Re-recording 1994 From album "Ain't Enough Comin' In")
彼自身による再録。


Fleetwood Mac (1969 From album "Blues Jam In Chicago 2")
Youtubeに限らずウェブでかなり拡散されている映像だが、1968年の大晦日にパリのテレビ番組 "NEW YEAR'S EVE PARTY 1968" に出演した時のものだそう(ほかにもピンク・フロイド、トロッグス、ブッカーT & The MG's、ジョー・コッカーとか、すごいメンツが共演してたらしい)。
翌年に "Blues Jam In Chicago 2" でこの曲が吹き込まれた。


The J. Geils Band (1970 From album "The J. Geils Band")
後の「堕ちた天使」("Centerfold") のイメージからすると、このデビュー盤での彼らの硬派ぶりには唸らされる。
ピータ・ウルフって別に巧い訳じゃないんだけど、なんか放っておけないタイプ。
仲間内ではいつも小バカにされる弄られ役みたいな。
なんて全然違う人なのかもしれないが。


Domingo "Sam" Samudio (1971 From album "Sam Hard And Heavy")
「サム・サムーディオ」って「モロ師岡」みたいな名前。
南利明が寒がってるのかと思った。さみゃーでよ。
はて誰だっけ、とあちこち探してやっと分かった。
「サム・ザ・シャム&ファラオス」!! アメリカの東京コミックショー(ウソ)。
ジョーン・ジェットもカバーした"Wooly Bully"をヒットさせた、中近東ギミックのあのバンド。
その看板やってたのがこのサムーディオ。本名ドミンゴ・サムーディオ。
で、サムーディオがソロとしてアトランティックから出した"Sam Hard And Heavy"のオープニングを飾るのがこちら。
アラブ・ギミックとはきっぱり決別したことがジャケットからも分かるが(そりゃいつまでもあんなことやってたらどうかと思うが)、このカバー曲のアレンジもBS&Tかシカゴか、はたまたチェイスかってぐらいのすごいブラス・ロックになっててビックリ。


Dr. Feelgood (1977, B-side of 12inch single "She's A Wind Up")
1977年6月10日(オレの11歳の誕生日!)、地元キャンベイ・アイランドでのライブから。
リー・ブリローと並んでバンドの顔だったウィルコ・ジョンソンはすでにこの年の3月に脱退してしまったが、二代目ギタリストのジッピー・マヨが大活躍。
大好きなバンドに対してはもうサウンドがどうしたとか、アレンジがどうしたとか解説なんてできない。カッケー!!


Nine Below Zero (1980 From album "Live at the Marquee")
デビュー・アルバムでもあるライブ盤から。
フィールグッズと似たアップテンポのR&Rに仕上げている。


ザ・ルースターズ (1980 Titled "Fool For You", From album "The Roosters")
改作であることは有名だが、クレジットは作詞・作曲とも大江慎也名義。
まあ、当事者じゃないからどうこうは言わんけど。
ただ、サウンドそのものはまさにルースターズ。


Peter Green Splinter Group (1997)
御大ピータ・グリーンが90年代に入って再度この曲を取り上げた。


The Todd Wolfe Blues Project (1999 From album "Live from Manny's Carwash")80年代からミック・テイラー、カーラ・オルソンなどと仕事をし、長くシェリル・クロウなどのバックも務めたトッド・ウルフのプロジェクト。


宿題やりたくないよー!!
by FHIROSE2 | 2012-03-22 00:11 | Music Man's music | Comments(4)
Commented by tettin at 2012-03-22 20:49 x
高校の時に初めて買ったブルースのアルバムが、何故かアルバート・キングとのカップリング盤「DOOR TO DOOR」でしたが、ラッシュの流暢なプレイと、艶のある声に痺れました。
コブラ・セッションも良いですよ。
「Homework」はシングルだからか、CDが見当たらないんですよね。
オーティス・ラッシュのなかでは結構異色な作品でしょうか。
しかし、流石にカバーするほうもするほう。良く聴いてますな(笑)
こうなったらブルース地獄に一緒に堕ちてみませんか?(^^)
Commented by FHIROSE2 at 2012-03-22 23:09
tettinさま
おばんです。
非常に率直に打ち明けますとオリジナルのブルースはほとんど不案内なのでございます。
この曲を採り上げたのも温故知新というか、JGBやフィールグッズの元ネタが知りたいってんで探したんだと思います(いつのことだか忘れちゃったんですが・・・)。
まあ、よくいるロック・キッズ(今はロック・オジさんですが)のパターンで、ストーンズやらZEPやら、もうちょっと新しいパブ・ロックの連中やらがカバーしたものを通じて、知ってるものは知ってる、そんなレベルなのです・・・(^^;エヘ
でも、堕ちてみるかなー・・・。
Commented by bono2yassan at 2012-03-23 23:50
ひろぽん塾長殿
>「サム・サムーディオ」って「モロ師岡」みたいな名前。
>南利明に東京コミックショ~~~~(*´∀`*)
やりますな~~~アタシも好きですよ~~モツロン!
って食いつくところがそこかい!!!
これは大江君とDr. Feelgood が東西の横綱ですな!
タマランよね~~黒は!!!!

Commented by FHIROSE2 at 2012-03-24 10:32
>海治郎さま
そこですかい!!!(笑、ってイヤ、注文通りに食いついていただいてwww
言われて気づいたんですが大江君のはフィールグッズが下敷きですかね。
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1960年代半ばよりちょっと後の生まれ。50ウン年間に溜めこんだ「なにか」を吐きだす場。


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