Cover Song Special 19 "Around and Around"

さあ、ロックン・ロールのオリジネーターたるチャック・ベリーが初登場!
今日の題材は60s R&Rの隠れた名曲 "Around and Around"。
この曲はねえ、バンドでよく演りました。
本来なら地味なB面曲で終わりそうなところ、軽快なテンポとキャッチーなフレーズが人気を呼び、ストーンズ、アニマルズらの人気グループが採り上げてスタンダードとなったナンバーです。
では、行ってみよう!

Chuck Berry (1958 on audio single "Johnny B. Goode")
オリジナル。
1958年の3月、シングル "Johnny B. Goode" のB面に収められてリリースされた。
A面の知名度には負けるが、なぜかこの曲を愛する人が多数。
シンプルな4ビートはR&Rの基本だし。




The Rolling Stones (1964 on EP "Five by Five")
あくまでも原曲に忠実にアレンジしたストーンズVer.
この頃の彼らの味が非常によく出ている。
映像はTAMI SHAW出演時の演奏とその他ダンスシーン等を編集して当てたもののようだがよくできている。
ティアドロップを弾くブライアンがとにかくカッコいい。


The Animals (1964 on album "The Animals")
イントロでアラン・プライスのエレピを大胆に使ったアレンジ。
オリジナルはどちらかと言えば陽気な曲調なのだが、アニマルズバージョンは黒いコードを当てて渋いダークめの曲調に仕上げました。
テンポもアップしてスインギングな感じ。
後にこのバージョンをスパイダースがカバー。


Greatful Dead
70年代から90年代にかけて、ずっと主要なレパートリーとして演奏し続けたデッド。
ノターとした感じが彼ららしい。


ザ・スパイダース (Released in 1966 "ザ・スパイダース・アルバムNo.2")
アニマルズ・バージョンの孫カバー。
ア版でアラン・プライスのエレピが担当していたイントロのフレーズも、大野克夫がなにやらピーラピラのチープなオルガンで再現。
英語の発音はともかく、やっぱマチャアキ巧いなあ・・・、ってマチャアキとか呼ぶと干されて加圧トレーニングに転身するハメになるから堺さん。


Dave Berry (1966 on album "One Dozen Berrys")
アメリカでは成功しなかったようだが、60年代イギリスのビート・ブームの陰で根強い人気を博したシンガー、デイヴ・ベリー。
アルバム・タイトルが「1ダースのベリー」。イチゴ12個。
んなこたどーでもいい。


Rauli "Badding" Somerjoki (titled "Rokaten ja rollaten" 1971 on album "Synnyin rokkaamaan")
39歳の若さで亡くなったフィンランドのロック・シンガー、ラウリ・"パディング"・ソメルヨキ。
フィンランド語の響きがどこか可笑しくていい。
「ロカテン・ヤ・ロラテン」。やっぱ「ロックン・ロール」て意味なんだろう。
ちゃんと調べる気力があらなんだ。


David Bowie (1973 on Single "Drive-In Saturday")
ボウイが演ってました。
1973年にアルバム "Aladdin Sane" からシングルカットされた "Drive-In Saturday" のB面に収録。


Maureen Tucker (1981 From album "Playin' Possum")
今回の「ザ・原型を留めない」カバー。
モーリン・タッカーが1981年に発表した初のソロ・アルバム "Playin' Possum" から。
陽気なカントリー、もしくはスワンプ系のアレンジですっかりオリジナルにしています。

by FHIROSE2 | 2012-06-14 00:02 | Music Man's music | Comments(4)
Commented by tettin at 2012-06-16 20:27 x
「ジョニー・B・グッド」じゃベタ過ぎるし、「メイベリーン」じゃちょっと地味すぎるって時にはこの曲ですね(笑)。

スパイダースってアニマルズの前座で「ブーン・ブーン」を演奏してしまって、エリック・バードンが激怒したという話を聞いたことがあります。

日本人がティアドロップ持つと、琵琶に見えちゃうんですよね(笑)。

要するにチャック・ベリーを聴かずして、ロックンロールを語っちゃいかんってことですね。
Commented by FHIROSE2 at 2012-06-16 23:32
>tettinさま
ようこそ。
>要するにチャック・ベリーを聴かずして、ロックンロールを語っちゃいかんってことですね。
おっしゃるとおりだと思います。
たしかにもう立派な「クラシック」と化していて、「今聴いても古さを感じさせない」とかいうのはさすがにウソやろ、と思うんですけど、それがひとつ下、さらにふたつ下の世代と、連綿と歌い継がれているのを聴くと、やっぱりオリジネーターってのは凄いんだなと思うんですね。
映画 "Hail! Hail! Rock 'N' Roll" に収録されていたB.スプリングスティーンのインタビューが象徴ですね。
Commented by bono2yassan at 2012-06-17 12:23
八王子の赤青黄色をも干す堺シェンシェ~~の芸達者鰤に改めて感動。
ヤッパシ、チャックベリーはロケンロールの中興の祖なんですな。
余裕が出来たら聴き直してみませう♪
Commented by FHIROSE2 at 2012-06-17 16:40
>海治郎さま
あ、加圧トレーニングも三色旗なんすか、知りませんでした。
つーか鶴率高いですな、あの世界はwww
チャック・ベリーをきちんと見直すようになったのもだいぶ(自分の)歳が行ってからでした。
それこそロック聴きはじめの頃は、ビートルズ、ストーンズの元ネタの人ぐらいにしか思ってなかったんですけど、きちんと聴くとやっぱりこの人がいてこそのR&Rなんだな、と身に染みて分かりますね。
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1960年代半ばよりちょっと後の生まれ。50ウン年間に溜めこんだ「なにか」を吐きだす場。


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