Cover Song Special 22 "You Keep Me Hangin' On"

非常にダウナーにさせる夏の疲労を溜めつつ、負けてはいかんとやっと記事をまとめたアルヨ。
という訳で久々のCover Song Specialは、シュプリームスの歌唱がポップにサイケに、男に女に歌い継がれて行きました、You Keep Me Hangin' On でいくぜ~い!

The Supremes (Single released in 1966)
シュプリームスのオリジナル。
1966年10月にリリースされ、Billboard Hot 100の1位に上り詰めた彼女自身8作目となるNo.1ヒットとなった。
もちろんHolland–Dozier–Holland作。
これがすべての始まりです。






Vanilla Fudge (1967 From album "Vanilla Fudge")
2度目の登場。彼らのカバーの中では代表的なものだし、演奏は確かに巧い。
でも、"Bang Bang"のエントリでも書いたとおり苦手です(笑
どう考えても「躍らせる」要素はないアレンジなのだが、テレビでバンドが演奏する時は周りでダンスをするという、もはや無意味な業界のセオリーがまだ生きており、ダンサーの皆さんも苦労。


特別にもうひとつ。
PV観ている限りは、ほとんどアブナイ人たち(笑
カーマイン・アピスの髪型は出来の悪いヅラにしか見えません(ドラマーとしてはメチャクチャ好きな人なんですけど、この頃はやっぱ仕方ないっちゃ仕方ない)。


The Ferris Wheel (1967 From album "Can't Break the Habit")
1967年にザ・フェリス・ホイールが発表した1stアルバムに収録されたバージョン。
ファッジ版のカバー。


Booker T. & The M.G.'s (1968 From album "Doin' Our Thing")
歌抜きでインストに仕上げました。


Poppy Family (1968)
不勉強にして初めて知りましたがカナダのグループだそうです。
ボーカルの感じは悪くない。
イントロのギターが「太陽にほえろ!」のテーマみたい。
映像が無声映画みたいな雰囲気でいいです。


Tea Company (1968 From album "Come And Have Some Tea With The Tea Company")
ニューヨーク出身のサイケ・バンド。ほぼファッジ版の丸写し。


Tom Jones (1969 From album "13 Smash Hits")
小芝居のワンシーンらしく、終始横の誰かに向かって歌っている設定。
髪型のせいもあるのだろうが、アップになるとローマ帝国の人のようです。


小山ルミ (1968)
吉沢京子、風吹ジュンと組んだ「スナッキーガールズ」のメンバーだった小山ルミ。
なにかの映画のワンシーンらしいのですが、客席で声援を送っている役の人も含めて、作品の素性がよく分かりません。
投稿者のコメント欄に「ルミちゃん乳揺らせ過ぎ!!」とあって笑ったが、確かにアクションが(歌も)ものすごい。
場所は引きの画でステージ上のロゴが見えるのを待つまでもなく東京サマーランドと一発で分かる。


Wilson Pickett (Single released in 1969)
黒い人つながりで当然シュプリームス版の発展形を期待したが、サイケ色はないもののリズムはまごうことなきファッジ版が下敷き。
いつものとおり熱い!


Rod Stewart (1977 From album "Foot Loose & Fancy Free")
こちらもファッジ版を下敷きに、かなりブルージーなギターをイントロに配したバージョン。
ジェフ・ベック・グループ時代を彷彿とさせるロック・シンガーとしての魅力が全開のナンバー。


The Rods (1982 From album "Wild Dogs")
ファッジ版が下敷き。
当時はあのY&Tと並び称されていた時期もあるとか。


Kim Wilde (1986 From album "Another Step")
テンポはシュプリームス版からの発展(つーか、この人がファッジ版演るわけないけど)だが、軽薄なシンセと分厚いスネアという80年代のマストアイテムをたっぷり盛り込んだダンスポップに仕上げてみました。
だいぶ前に退職した、ウチの会社の総務の女性に似ている。


Reba McEntire (1995 From album "Starting Over")
リーバ・マッキンタイア21作目となるアルバムから。
厚いピアノをアレンジの軸に据えて軽快に聴かせるナンバー。
正統派アメリカン・エンタメの香りがします。


Madness (2005 From album "The Dangermen Sessions - Volume One")
マッドネスならではの解釈。
サビの"♪You Keep Me Hangin' On"のメロディの捻り方等、小ワザが効いていてイイです。


Cuddly Toys (2007)
70年代、UKロック・シーンで活躍した数少ない日本人ミュージシャン、パディ・フィールド(パディ辻野)が在籍したカドリー・トイズ。


Rockell (2007)
いわゆるハイ・エナジーってやつですか?オジサンこの手はよく分からないんですが。
原曲が良いだけにどうお料理してもカッコよくなるわね。
どーでもいいけど二の腕太っ!オッパイでかっ!


Quinn Fabray (Dianna Agron) (2009)
ドラマ「グリー」のキャラクター、クイン・ファブレイ(演ずるはディアナ・アグロン)が劇中で歌ったバージョン。


Sandrine (2010)
よく知りませんでしたがベルギーの人だそうで。
こうやって今まで知らなかった人に出会えるのも、この手の音楽記事書きの楽しみのひとつです。


詞といいメロディといい、どんなアレンジでも活きますねえ~。
次回もぜひお楽しみに!
by FHIROSE2 | 2012-08-31 00:36 | Cover Song Special | Comments(2)
Commented by tettin at 2012-09-02 16:39 x
これはこれは夏の終わりにぴったりの選曲じゃありませんか。
この曲は数あるH-D-Hの作品の中でも最高傑作の部類に入る作品だと思います。
ということで、カバーの数も凄まじいですねぇ。
このバニラ・ファッジも入った60年代のビデオクリップを集めたDVDを持ってるんですが、ここでどっと疲れます。
>ダンサーの皆さんも苦労。
もうどっちがダンサーなのか・・・(笑)。

懐かしいのはやはりロッドのやつでしょうか。常にラジオでかかっていましたから。
キム・ワイルドも80年代の懐かしい香りがしますな。

こうして2010年になっても継承され続けてるってのは嬉しい事ですね。
まぁ恋愛っつーのは、いつの時代も変わらないわけですから(苦笑)
Commented by FHIROSE2 at 2012-09-02 23:01
>tettinさま
20回以上続けている企画ですが、意外な大物をまだやってなかった事に気づいて取り上げましてん。
おっしゃるとおり、H-D-Hの名作は数あれど、このメロディはホント、今初めて出したとしてもおそらく画期的との評価を受けるぐらい、個性的で斬新なメロディですね。
50'sの白人系アメリカン・ポップスが、思い浮かべた時に必ずノスタルジックな画を伴うのに対し、この曲に関してはそれがほとんどありません。
ロッドのバージョンは私もお気に入りでしたわ。
>まぁ恋愛っつーのは、いつの時代も変わらないわけですから(苦笑)
(^^)(^^)(^^)
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1960年代半ばよりちょっと後の生まれ。50ウン年間に溜めこんだ「なにか」を吐きだす場。


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